CREATE

Polars では、SQLContext を使用して、SQL 構文で LazyFrames と DataFrames に対して SQL 文を実行することができます。その SQLContext を使用して実行できる SQL 文の 1 つに CREATE TABLE 文があり、新しいテーブルを作成するために使用します。

Polars での CREATE TABLE 文の構文は次のとおりです：

CREATE TABLE table_name
AS
SELECT ...

この構文では、table_name は新たに作成されるテーブルの名前であり、SELECT ... はテーブルに挿入されるデータを定義する SELECT 文です。

Polars での CREATE TABLE 文の使用例を次に示します：

Python

register · execute

data = {"name": ["Alice", "Bob", "Charlie", "David"], "age": [25, 30, 35, 40]}
df = pl.LazyFrame(data)

ctx = pl.SQLContext(my_table=df, eager_execution=True)

result = ctx.execute(
    """
    CREATE TABLE older_people
    AS
    SELECT * FROM my_table WHERE age > 30
"""
)

print(ctx.execute("SELECT * FROM older_people"))

shape: (2, 2)
┌─────────┬─────┐
│ name    ┆ age │
│ ---     ┆ --- │
│ str     ┆ i64 │
╞═════════╪═════╡
│ Charlie ┆ 35  │
│ David   ┆ 40  │
└─────────┴─────┘

この例では、SQLContext の execute() メソッドを使用して CREATE TABLE 文を実行し、my_table DataFrame から age 列が 30 より大きいすべての行を選択する SELECT 文に基づいて older_people という新しいテーブルを作成します。

Note

CREATE TABLE 文の結果はテーブルそのものではないことに注意してください。テーブルは SQLContext に登録されます。テーブルを DataFrame に戻したい場合は、SELECT * FROM ... 文を使用できます。