テーブルの表示（SHOW TABLES）

Polars では、 SHOW TABLES 句を使用して、現在の SQLContext に登録されているすべてのテーブルを一覧表示することができます。 DataFrame を SQLContext に登録する時に、その DataFrame を参照するための名前を指定します。 SHOW TABLES 句を使うと、登録されているすべてのテーブルの名前を確認することができます。

Polars における SHOW TABLES 句の構文は以下の通りです：

SHOW TABLES

Polars での SHOW TABLES 句の使用例は以下の通りです：

Python

register · execute

# Create some DataFrames and register them with the SQLContext
df1 = pl.LazyFrame(
    {
        "name": ["Alice", "Bob", "Charlie", "David"],
        "age": [25, 30, 35, 40],
    }
)
df2 = pl.LazyFrame(
    {
        "name": ["Ellen", "Frank", "Gina", "Henry"],
        "age": [45, 50, 55, 60],
    }
)
ctx = pl.SQLContext(mytable1=df1, mytable2=df2)

tables = ctx.execute("SHOW TABLES", eager=True)

print(tables)

shape: (2, 1)
┌──────────┐
│ name     │
│ ---      │
│ str      │
╞══════════╡
│ mytable1 │
│ mytable2 │
└──────────┘

この例では、2 つの DataFrame を作成し、異なる名前で SQLContext に登録しています。その後、SQLContext オブジェクトの execute() メソッドを使って SHOW TABLES 句を実行し、登録されているすべてのテーブルの一覧を取得しています。取得した DataFrame は print() 関数で出力されます。

SHOW TABLES 句は、現在の SQLContext に登録されているテーブルのみを一覧表示します。別の SQLContext や別の Python セッションで DataFrame を登録した場合、SHOW TABLES の結果には表示されません。